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成人式から 2年・・・。

今日は 世間では 成人式だった訳ですが

ウチの一人娘は 2年前に 成人を迎えた。

数えで2歳の時 七五三の着物を着たのを見て

「この子も 成人式を迎えてくれるかな・・・。

普通に成人式を 迎えてほしいな。」と

思ったのを思い出しました。

ウチの子は、

まだ9ヶ月の やっと歩き始めようとしていた頃

小児ガンにかかり 手術をした。

1ヶ月近い入院生活を経て

再発の不安を抱えながら 

20年間 再発・転位の発見などの検査の為

年に数回のペースで ずっと通院していた。

命の危険性と引き換えに 失ったものは 

女の子にとっては とても大きなものだった。

         ・・・「網膜芽細胞腫」

当時 10万人に1人と言われていた小児ガン。

片眼球の摘出を 余儀なくされた。

残された もう片方の眼球に発病しないことを

心配する年月だった。

でも こんな大病をしたのに

病気の性質状 再発や転位さえしなければ

痛みに苦しむ様な 病気ではない。

幼い子供のそんな姿を見なくて済む。

それだけが 救いだった。

・・・と言うか 

ある意味 親孝行な子だなと思ったりした。

幸い 再発や転位もなく今に至ったが、

当然 病気の苦痛に悩まされなくても

小さい頃や 多感な時期、

そして 今だって

きっと 沢山悩んで来ただろう。

でも 彼女は 泣き言を言った事がない。

親を責めた事もない。

この20年間 只の一度も・・・。

当たり前に生きて 当たり前に大きくなる事は

全然 当たり前じゃない。

でも まるで当たり前の様に 今がある。

どんなに 誰より幸せに見えても

誰だって 何かしら いろんな事を抱えてる。

だから 「20年」って 本当に凄いことだと思う。

感慨深いのも当然だ。

今年 成人式を迎えた人達に

「おめでとう!」

心から そう言ってあげたい。

そして 20年間 

大人になる為の勉強をさせてくれた子供にも

感謝したい。

あれから 2年。

ウチの娘は この春 大学を卒業する。

     ・・・成人式に着た着物で 袴姿で。

   今 自分の道を見つけて頑張っている娘。

   彼女が 

   どれだけ長生きしてくれるか分からないけど

   自分の納得の行く人生を 

               送ってくれる事を願いたい。

                   ・・・改めて 今思う。

 

      

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「日常」カテゴリの記事

コメント

少し早いですが卒業おめでとうございます。

私の言葉がHiroママさんにとって適切でどうかわかりませんが・・・

『当たり前に生きて 当たり前に大きくなる事は
全然 当たり前じゃない。』
まだ小さいですが私には子供が2人います。
子育てに大変で『当たり前に生きている』と当たり前に思うことがよくあります。
風邪をひいたりすると「健康が一番」と思います。
「当たり前」と思ってはいけないんだなって思いました。
「健康が当たり前」ではなく「健康は幸せ」と実感しました。

この書き込みで不愉快に思われたら削除してください。
でも、Hiroママさんの記事を読んで改めて生きているという事を考えました。

投稿: 蘭 | 2008年1月15日 (火) 午前 06時17分

人生いろんなことあるよねぇーっ。。
でも、こうして皆が生きてるって凄い!
健康でも病気や障害があっても
生きてるってことが一番の幸せだよねv

いろんなことある人生だけど楽しいし。
逆にいろんなことがある人生だからこそ
なんにでも素直に感動して喜べるし。
これからも皆で笑って生きまっしょv

書いてくれてありがと。。です(´∀`)
驚いたけど知れて良かったです。

投稿: みんみん@携帯 | 2008年1月15日 (火) 午後 05時37分

なんと言ったらいいのか・・・
たくさんの年を重ねてくれば来るほど 「何事もない事」のありがたさを感じます
自分自身に降りかかった事 友人に降りかかった事 いろいろありましたが
生かされている自分の人生を大切に生きたいと Hiroママさんの記事を読んであらためて思いました
そして楽しみも見つけながら 出来るだけ明るく過ごして行きたいですね
いつかご一緒できる日を夢みて・・・

投稿: meta | 2008年1月15日 (火) 午後 07時47分

当たり前で普通で平凡って誰にでも平等じゃない事を私も息子を出産した時思いました。色々あったけど今は元気で、Hiroママさんの娘さんと同じく、この春大学を卒業します。

自分の納得行く生き方をして幸せになって欲しいですよね。心からそう思います。

投稿: cake | 2008年1月16日 (水) 午後 05時44分

娘さんの成長心からお祝いしたいです。
病気と戦ってこられていた事、驚きました。
ドラムを頑張っている姿素敵です、
私も20年という年月は感慨深い思いでしたね、
これからの進むべき道も大変でしょうけどHiroママさんの大きなバックアップで歩んでいってくださいね。

投稿: Me | 2008年1月16日 (水) 午後 09時12分

蘭さん>
世の中にはいろんな病気に苦しんでいる人達がいますが
ウチはまだ楽な方だと思います。
日常的には殆ど何の問題もないですから。
ですから24時間病気の事を考えてる訳ではありませんが
節目節目に実感します。
それでいいと思っています。
蘭さんもいつもお子さん達を大切にしていらっしゃる様子を
ブログなどで感じています。それで充分じゃないですか?
今回の記事で感じてもらえた事があって良かったです!
ありがとう。


みんみんさん>
別に書かなくてはいけない事でもなかったんですけど
隠す事でもないですしね。
親の心配をよそに、友達にも恵まれイジメにも殆ど合わず
イケメンの恋人もでき 娘は今を謳歌してます。
結局、人生どう生きるかは本人の気持ち次第だと思いますね。
でもその為にもやっぱり「生きる」って大事な事ですよね。

投稿: Hiroママ | 2008年1月18日 (金) 午後 02時29分

metaさん>
どんな形であれ生きている事に意味があるし、生まれて
来た以上は使命もあると思ってます。
健康である人の可能性は、より無限大です。
そう考えただけで生き甲斐って沢山ありそうですよね!
もっともっと生きている喜びを感じたいですね!


cakeさん>
皆 それぞれ大なり小なりあるものですよね。
生きているからこそですよね。
派手な生き様でなくても自分が納得出来る人生であれば
それで大成功な人生なんじゃないかと思います。


Meさん>
ウチは闘ってきたと言うほど苦労していないので
偉そうな事は言えないんですが
でも やっぱり節目には「ここまで来たか・・・。」
なんて思いますね。
20年ですもんね!
どんな親にとっても同じですよね!

投稿: Hiroママ | 2008年1月19日 (土) 午前 12時13分

みんな、なんでもない顔をして生きてますが、なんやかやといろんな事を抱えていきているのだと思います。それが他の人に認識できるか認識できないかだけで。ウチに実家がガンの家系なので再発の恐怖は解ります。ウチは父と妹がガンでした。父は60代で亡くなりましたが、その後すぐに妹が20代で発病。発見が早かったので再発もなく今40代ですが、なんとか生きてます。
娘さんの成人式は私達よりも感慨深いものだった事でしょう。これからの娘さんの頑張りを応援します。

投稿: たきこ | 2008年1月19日 (土) 午後 04時40分

たきこさん>
本当にそうですね。
皆何かしらあるものですよね。
ガン家系なんですか~。妹さんには元気でいてほしいですね。
特に姉にとって妹って特別な存在ですからね。
(私も年の離れた妹がいるので。)
娘をはじめ、皆いろんな現状の中で頑張っているのを見ると
自分もちゃんと生きなきゃって気持ちになります。
たきこさんも大切なお話して下さってありがとうございました。

投稿: Hiroママ | 2008年1月19日 (土) 午後 10時18分

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